福岡から大阪までの引越しにかかる料金相場は?費用目安や安く抑えるコツも解説
引越し費用福岡から大阪までの引越しにかかる費用の目安
福岡から大阪までは直線距離にして約480kmですが、高速道路などを利用すると約600kmです。
引越し先としてはかなり遠方になり、引越し費用の見積もり目安も以下のように高めとなります。
引っ越しシーズン | 単身 | 家族(3人まで) |
通常期(5月~翌年2月半ば・9月を除く) | 3万~8万円 | 10~12万円 |
繁忙期(2月末~4月・9月) | 8万~10万円 | 12~14万円 |
なお、単身者の料金に幅があるのは、荷物の量にも幅があるためです。
引っ越し費用は、荷物の量・部屋の広さ・引っ越しする時期で決まります。
1人暮らしは荷物がごく僅かな方もいれば、ファミリーなみに荷物が多い方もいるでしょう。
家族の場合、人数が多いほど荷物の量も多い傾向なので料金もあがります。
比較的費用の安い単身者の場合でも、どれほど安く見積もっても3万円以上、家族連れでの引っ越しならば10万円以上かかると考えましょう。
福岡から大阪まで引っ越しの際にかかる費用の内訳は?
福岡から大阪まで引っ越す場合、以下のような費用がかかります。
- 引っ越し料金(業者に荷物を搬出・運搬・搬入してもらう料金)
- 梱包材購入費用(ダンボール・ガムテープ・緩衝材など)
- 不用品処分費用(粗大ゴミ・家電リサイクル法の対象となっている家電・その他処分料が必要な物)
- 新しい家具・家電の購入費
- 引っ越し先に行く交通費
なお、梱包材は一定数引っ越し業者から無料でもらえる場合もありますが、選んだ引っ越しプランによっては自分で準備しなければなりません。
福岡から大阪まで引っ越しの際にかかる費用を全て合算すると、繁忙期以外でも単身者は10万以上、家族連れならば20万以上かかってくる可能性があります。
福岡から大阪までの引っ越しは1日では終らない
福岡から大阪まで引っ越す場合、移動時間は約7時間程度です。
朝8時に引っ越し作業を開始し、10時にトラックが出発したとしても到着は早くて17時くらいになるでしょう。
したがって、福岡から大阪までの引っ越しは2日がかりが一般的です。
なお、福岡県内でも場所とプランによっては荷物の到着が2日後、といったケースもあります。
日曜日に引っ越し作業を行ない、月曜日から新しい職場や学校へといったスケジュールは難しいでしょう。
月曜日から新しい生活を始めたい場合、引っ越しを土曜の朝一番で行ない、日曜日の昼に荷物が到着するといったスケジュールを組む必要があります。
時間に余裕があるならば、水曜日や木曜日に引っ越しを行ない、土曜日に荷物の到着を受けるといった流れのスケジュールがおすすめです。
福岡から大阪までの引っ越し費用をできるだけ抑えるには?
福岡から大阪までの引っ越し費用をできる限り抑えるには、以下のような方法があります。
- 荷物を可能な限り減らす
- 通常期に引っ越しを行なう
- 繁忙期に引っ越しをしなければならないなら平日を狙う
- 遠方への引っ越しを受けてくれる中小の引っ越し業者を依頼する
- シンプルなプランで契約する
- 単身者の場合は単身引っ越しプランを依頼する
多くの方が実践できる方法としては、荷物を可能な限り減らしましょう。
荷物が増えるほど引っ越し料金が高くなります。
例えば、不要な大型家電・家具は全て処分して大阪で新しい家具家電を購入すると、引っ越し料金を抑えられます。
家具家電を長年使っている場合は、検討してみてください。
単身赴任や進学などで、大阪で過ごす期間が決まっているならば家具家電付きの物件を利用してもいいでしょう。
家具・家電付きの物件に引っ越しならば、引っ越し業者を依頼しなくても宅配便で荷物を送れば大丈夫といったケースもあります。
また、通常期と繁忙期では引っ越し料金が数万円変わってきます。
もし、引っ越しの時期を自由に決められるなら通常期に合わせて引っ越しをしましょう。
繁忙期にどうしても引っ越しをしなければならない場合は、平日に引っ越しをすると料金がややお得になるかもしれません。
逆に、繁忙期の土日は3ヶ月前から予約しないと希望日時が取れない場合もあるでしょう。
なお、繁忙期はどの引っ越し業者も大変忙しいので、相見積もりをしてもあまり意味がない場合もあります。
相見積もりをするなら、遠方まで引っ越し作業をしてくれる中小の引っ越し会社同士で行なってみましょう。
全国に支社がある大手の引っ越し業者に比べると、繁忙期でもやや余裕が取りやすく条件によっては値引きに応じてくれる可能性があります。
このほか、家族で引っ越す場合はできることは自分でやるシンプルな引っ越しプランを依頼すると費用を抑えられます。
荷造り作業の手間はかかりますが、梱包から搬出まですべて引っ越し業者に依頼する場合に比べると数万円の違いが出るでしょう。
単身者の場合は、引っ越し単身パックを利用すると、積載できる荷物に限りがある分費用を抑えられます。
引っ越しの相談は、引っ越し業者が親身になって聞いてくれるので、わからない場合はどんどん質問しましょう。
福岡から大阪までの引っ越しをスムーズに行なうポイントを解説
福岡から大阪までの引っ越しをスムーズに行なうには、以下のようなポイントを抑えましょう。
- 引っ越し業者は早めに決める
- 引っ越しの手続きはインターネットを駆使する
- 福岡県(九州地方)限定のサービスを使っている場合は切り替えを早めにする
- 現地の情報収集もしっかりと行なう
福岡から大阪までは遠いため、引っ越しの際に必要な手続きをうっかり忘れたからといって帰ってこれません。
インターネットも駆使して、転居手続きを始め必要な手続きを行ないましょう。
また、九州地方や福岡県独自のサービスを利用している場合、解約手続きなどの対応も必要です。
例えば、地域密着型のプロバイダーサービスを利用している場合などが該当します。
子どもが公立の小中学校に通っている場合も、転校の手続きが必要です。
このほか、現地の情報収集も行ないましょう。
GoogleMapなどを利用すれば、近所にあるスーパー、コンビニ、ホームセンターなどの生活に必要なお店がわかります。
また、ガス・水道・電気などの開栓手続きの依頼場所、転入手続きができる場所なども調べておきましょう。
そうすれば、引っ越してすぐに必要な手続きを行なえます。
費用節約に福岡から大阪までの引っ越しを自分ですることは可能?
業者に引っ越しを依頼すると高いから、自分で引っ越し作業を行ないたいと考えている方もいるでしょう。
業者に依頼せず引っ越し作業を行なえるかどうかは、荷物の量で決まります。
大型家具・家電がある場合は自力での引っ越しは困難なのでおすすめできません。
ファミリータイプの家電は冷蔵庫が80kg以上、洗濯機が30kg以上あるのが一般的です。
また、ソファーや本棚なども30kg以上はあるでしょう。
その全てを自力で搬出・搬入はほぼ不可能です。
アパートやマンションならば、共有部分を傷つけないように養生も必要です。
ただし、単身の引っ越しで大型家具・家電がなく引っ越し荷物がダンボールや衣装ケースで20箱以内ならば、大型のバンやワンボックスカーなどを利用して、大阪まで移動ができます。
荷物を積んで移動できるだけの車を用意でき、人手が集められるなら自分で引っ越しをしてもいいでしょう。
まとめ
福岡から東京までは直線距離でも400km以上あります。
遠隔地への引っ越しは単身者でも繁忙期で荷物が多ければ10万円以上の費用がかかる可能性があるでしょう。
引越しの時期によっては引越し業者を確保するのも手間がかかる可能性もあります。
何事も早め早めに動きましょう。
また、少しでも引っ費用費用を節約したい場合は運搬する荷物を少しでも減らすのが効果的です。